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研究者メッセージ

 

医薬品開発を通じて社会に貢献する企業

弊社はナノおよびマイクロサイズの直径を有する微粒子を基本とするDDSを通じて創薬を目指すベンチャー企業です。ベンチャーとして生き残っていくには、どうやっても他社で真似できない技術開発が必要です。ナノあるいはマイクロ技術については、それぞれ医学領域から江頭健輔先生、薬学領域から岡田弘晃先生の指導の下に進んでいますが、当方の役割は物理、化学の原理原則に則った研究開発が行われるかを問うことにあります。薬学領域であっても、原理原則に反した研究開発は追い越され淘汰されることになります。既にナノ粒子として玄米フーディクルを健康に役立つ製品として上梓していますが、さらに医薬品開発を通じて社会に貢献するベンチャーを目指します。
 
取締役/工学博士
平野  Takashi Hirano
 株式会社SENTAN PHARMA 取締役 / 独立行政法人産業技術総合研究所在籍時、多数のプロジェクトを手掛ける
 

患者に優しく、より正確な治療を可能に

近年、mRNA、siRNA、アンチセンス、ペプチドなどのNew Modalities(新規素材)による創薬が盛んですが、これらは生体内での分解が早く、粘膜吸収が低いため、いろいろな製剤的工夫が必要です。その一つとして生分解性ポリマーを使用した長期徐放性注射剤が有用です。勿論、通常の低分子薬物にも適用可能で、この製剤によって患者自身での毎日の注射を必要としていた薬物が、1~3ヵ月に一回の注射で患者に優しくより正確な治療が可能になり、アドヒアランス(治療への積極的参加)の向上が得られています。弊社ではいろいろな創薬素材にあった製剤設計とGMP生産への橋渡しを短期間で実施できる体制が構築できています。

取締役/薬学博士
岡田 弘晃 Hiroaki Okada
 株式会社岡田DDS研究所 代表取締役所長 / 東京薬科大学 名誉教授 / 武田薬品工業在籍時「リュープリン®」を開発 
 

未解決の医学的課題を、ナノDDSで解決する

日本は超高齢化を迎えて、現行の医療で最善を尽くしても満足な効果が得られない難治性疾患、特に心血管病(心筋梗塞や狭心症、脳梗塞、など)とがん患者が激増しています。この未解決の医学的課題を解決するためにナノテクノロジーによる薬物送達システム(ナノDDS)に注目してきました。
ナノDDSを活用すれば、薬剤を病変部位に選択的に送達させることができることから、高効果・低副作用の革新的標的医療として実用化できます。私たちは、生体吸収性ポリマーである乳酸-グリコール酸共重合体(PLGA)を用いて難治性心血管病やがんに対する薬剤封入ナノ粒子製剤を研究開発しています。
このような出口を見据えた低侵襲医療の研究開発によって、日本のそして世界の健康・医療に貢献できれば幸いです。

取締役/医学博士
江頭 健輔 Kensuke Egashira
 久留米大学医学部内科学講座 客員教授 / 日本動脈硬化学会理事 / 第7回日本DDS学会水島賞受賞
 

研究者が、個々の強みを活かせる柔軟な体制

現在、研究所には6名の研究員が所属しており、ナノ粒子及びマイクロ粒子製剤の当社独自の製造方法の確立、分析法の開発など、それぞれが日々研鑽した技術を活かして研究を行っています。研究員の大半は、医薬品の研究開発とは異なった分野で活躍してきた経歴があり、バックグランドの異なる者同士が活発に意見を交換し合うことで、柔軟な発想で研究に取り組めております。
当社のナノ及びマイクロ粒子製剤化の技術は、新規医薬品の開発だけでなく難吸収性の食品(フーディクル)にも応用されています。現在、医薬品の開発で構築しつつあるGMP体制は、食品の分野にも広げて推進しており、さらなる分析開発技術によって精度の高いナノ及びマイクロ粒子製品の開発に繋げております。
 
薬学博士
松永 宏美 Hiromi Matsunaga